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『マガジン』新連載が躍動する転換期 人気作相次ぎ終了も「引き延ばしは共倒れ」 (2020年7月18日) - エキサイトニュース - エキサイトニュース

 『はじめの一歩』『EDENS ZERO』『ダイヤのA』など、多くの人気作品を連載している漫画誌『週刊少年マガジン』(講談社)。しかし今年に入って、『七つの大罪』『五等分の花嫁』など、テレビアニメ化もされた人気作品が続々と終了しており「人気作が終わって大丈夫か?」と心配の声があがっている。読者離れが予想できるが、栗田宏俊編集長へインタビューをしてみると「心配ない!」「後悔ない」と強気だ。「“引き延ばし”は、作品の輝きを失ってしまうので、作品と雑誌にとってハッピーなことではありません。共倒れになるわけですから」「最近スタートした新連載の勢いがすごい!それを迎え撃つ連載陣もますます充実してきている感触があります」と、“転換期”を迎える『マガジン』の現状を語ってもらった。

■引き延ばしの悪影響 雑誌の評判下げる「共倒れ」の懸念

 『マガジン』は今年に入って、『七つの大罪』『五等分の花嫁』『ドメスティックな彼女』など、人気作品が続々と最終回を迎えている。『週刊少年ジャンプ』(集英社)でも、『鬼滅の刃』『約束のネバーランド』などが完結しており、少年誌の人気作品が続々と終わる事態。アニメ化もされた人気作が終わることは、編集部として決してうれしいことではないはずだ。だからこそ「引き延ばしだと言われるかも知れないが、もう少し時期をずらして終わらせる選択肢などがなかったのか?」と聞いてみた。

「ずらせるならずらしてほしいと日本で一番僕が思っていました(笑)。雑誌の売り上げには間違いなく影響しますし、編集部としては厳しいことです。ただよく言われることですが作品は生き物ですし、それを必要以上に長引かせたりしたら作品自体が輝きを失ってしまします。ですので、終了を引き延ばすことは、どの作品についても考えていませんでした。今の読者はそういったことにも敏感に反応しますし、編集部としては次のより面白い作品を生み出すことに集中しようということです」と本音もこぼしながら“作品の面白さ”に重点を置いた結果、終了時期が重なったと説明した。

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July 18, 2020 at 11:00AM
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