米歌手ケイティ・ペリー(36)と俳優オーランド・ブルーム(43)が、11月3日に迫った米大統領選を前にSNSで投票を呼びかけるデュエットを披露して話題になっている。ペリーは今年8月に誕生した長女デイジー・ダヴちゃんの名前をつづったネックレスをつけ、コーヒーカップを手にブルームと顔を寄せ合って「さあ起き上がっていますぐ投票に行きましょう」と歌う動画を公開した。ブルームもそれに続いて、「対面の投票所に行って。郵便投票ではなく」と歌い、ペリーが今から投票するには投票所に行かないと間に合わないからダメよと補足し、ファンたちに正しい方法での投票を呼びかけている。

動画の終盤で2人はコーヒーで乾杯し、「この歌は娘のデイジー・ダブにささげる」とブルームが語る場面も。ペリーは投票を済ませたと語ったが、英国人のブルームには選挙権がないため、「僕は投票できないけど、デイジーのために投票して」と呼びかけ、未来を担う世代のための投票をと訴えた。コロナ禍で迎えた初の選挙は、感染拡大を防ぐために郵便投票が呼びかけられていたが、投票日まで1週間を切った現在は郵便投票は期日までに届かない可能性があるので投票所に出向くようメディアなどで注意喚起されている。

選挙を前に多くのハリウッドセレブたちが期日前投票したことを公表し、SNSでファンに投票を呼びかけており、歌手レディー・ガガも投票の仕方をレクチャーする歌を弾き語りで披露していた。(ロサンゼルス=千歳香奈子)